ZZ TranscendPang





- senescent systems -
wosderge


黄昏の歯車。


今回、唯一今ゲーム用に書き下ろした曲です。もう少し頑張ろう俺。
半年振りの作曲になってしまった為、勘の取り戻しを兼ねて
インプロビゼーションで骨組み。この時点で、既に手遅れな感じに。
更に同時期に左Altキーが吹っ飛ぶわ冷却ファンが臨終するわIE6が挙動不審になるわ。
ここで「ああこいつも時期かねえ」と。そしてタイトル・方向性が決定。まあまだ現役ですが。

ここで一端ヴィジュアル設計に。タイトルから派生し、
「一見活動的だが、その実形骸化していてぼろぼろの空洞と化している機構」
をイメージ。都会(渋谷)の画像をぼろぼろに加工。なかなかエグい感じになったと思います。

で、曲設計に戻りまして。
2部構成で、前半(道中)は「自らを誤魔化してでも動き続ける機構」を
後半(ボス)は「ついに限界が来て次々に機能を停止してゆく機構」をイメージしています。

増殖するボールが最大の特徴。それはバブルの面影。破裂は空虚な音と共に。
数だけは無駄に多いので、こちらもスキルによる火力増強で対抗しないと追い込まれます。

通してお気に入りの世界観・ステージです。

(wosderge)








 - BOSS : Af . Ex -
器亡き観念群


観念は主と共にあり、主の死により、
観念もまたその生涯を終える。
しかし、何らかの要因により主が唐突に崩壊し、
観念のみ叩き出されたとしたら。

彼らは主による認識の枠を超え、秩序無く記号を乗っ取り始め。
表現を奪われた概念は行き場も無く漂流し始める。

彼らの集合体が一意の姿をとるのは、
僅かに共通する主の記憶が残っているからか。

貴方は主の死を認識させねばならない。
彼らに死を意味する刻印を。





過剰なアニミズム・デフォルメ・フィクションを取り入れているのであまり追求しないで下さい(切実)