- leftscene -
wosderge


世の中には幾多もの話があるでしょう?
視聴者はそれを味わいつつ、同時に先をそうぞうして楽しむ。
話というのはいずれ終わるものであり、それは視聴者も当然知っている事。
しかし、それは同時に、今まで築かれてきたそうぞうが、
そして、それから先のそうぞうの余地が未来永劫に失われる事でもあるのだ。

喪失の恐怖。そこから生じる竦み。

そんな前提から「終わりを目前にし、わずかに残されたフィールド」という情景を書いた曲です。






解り易く言うと、例えばゲームで最終エリア直前になって
モチベーション急減少する現象の話です。うわ身も蓋もねえ。

(wosderge)








 - FINAL BOSS : e X i S -
生命進化の成の果て


最初は何の変哲も無い生命であった。
普通に生き、普通に謳歌し、普通に欲した。
狂ったのは一つの答を見出した時だろうか。
生じるその欲求こそが諸悪の根源であり、
それを滅却する事により「究極の生命」が誕生すると。

全ての欲求の原点……生存欲求。
答を信奉し、叡智を極め、あらゆる力を手中に収める。
そして、生命悲願でもある「究極の進化」を達成したその時、
時間という閉空間の中での「意義」は無に帰した。
そこからの変遷は生涯に於いて「一瞬」であった。

世界の果てにて佇み続ける。
その「存在」のみを現す姿は神々しく……
……そこに生命らしさは微塵も……存在……




キャラメイクに着想元があったりします。
「ペーブマン」でぐぐると高純度でヒットします。